「自分がいなくなった後、子どもに負担をかけたくない」
「自然に還れる、そんなお墓があると聞いて」
私はそう考えて、足立区で樹木葬を探し始めました。
正直なところ、「本当に大丈夫かな?」という不安もありました。
でも、いま思うのは──
あのとき、ちゃんと調べてよかった。
この記事では、私が失敗しなかった理由と、検討中に見つけた“落とし穴”を、体験談としてご紹介します。
これから樹木葬を考えている方の参考になれば幸いです。
✅ 1. 事前に「総額」で見積もりを出してもらった
最初に訪れた霊園では、「◯◯万円から」と書いてあったのですが、話を聞くと永代供養料や埋葬費は別。
最終的には10万円以上高くなることがわかりました。
私は複数の霊園で「全部含めたらいくらになるか?」を聞いて、最終的にひかりガーデンに決めました。
見積もりの内訳が明確で、対応も誠実だったことが、信頼につながりました。
✅ 2. 実際に現地を見に行った
パンフレットやホームページではどこも綺麗に見えます。
でも、行ってみると「手入れされてないな…」と感じるところもありました。
ひかりガーデンは、草木の手入れが丁寧で、風がよく通っていて明るい場所でした。
現地の空気感や静けさは、実際に行かないとわからないと実感しました。
✅ 3. 家族とよく話し合った
「自分のことだから、自分で決める」と思っていましたが、息子や娘にも相談しました。
結果的に、「負担が少なくて安心」「自分たちもお参りしやすい場所でよかった」と言ってくれて、
選ぶプロセスごと、家族にとって大切な時間になったように思います。
✅ 4. 合祀されないプランを選んだ
将来、誰も来られなくなるかもしれない。
でもやっぱり、自分だけの場所があるというのは心の安心につながります。
私は「33年間個別安置」→「その後合祀」というプランを選びました。
もしも子どもたちが将来入ることになっても対応できるとのことで、柔軟性のある霊園を選んで正解でした。
✅ 5. スタッフの対応がとても丁寧だった
最後に決め手になったのは、案内してくれたスタッフさんの言葉でした。
「ご本人の想いも、ご家族の想いも、どちらも大切にできるようご案内しています」
事務的じゃなくて、人としてちゃんと寄り添ってくれたのが印象的でした。
🌿 まとめ:「安心」とは、情報と行動でつくられる
樹木葬は、見た目が綺麗なだけでは選んではいけない。
ちゃんと「何年個別か」「誰が供養してくれるのか」「いくらかかるのか」を自分で調べることが、納得と安心につながると感じました。
▶ 樹木葬を検討中の方へ伝えたいこと
- 必ず見学に行きましょう(2~3カ所比較がおすすめ)
- 見積もりは“総額”で出してもらうこと
- 合祀と個別の違いを理解しましょう
- 家族とも話し合いましょう
- 自然と相性のいい霊園を、心で選びましょう
「私が失敗しなかった理由」は、
ちゃんと時間をかけて調べて、動いたから。
今からでも遅くありません。
あなたの理想のお墓を、どうか焦らず見つけてください。